MISSION

設立理由と活動目標


未来を担う若者にグローバルなリーダーシップ教育

岸本ファミリー個人慈善基金は、消滅の危機に瀕している自然環境や動植物、文化を保護する意欲を持つ国内外の若者に奨学金を給付し、これらの分野で将来指導的立場に立てる情熱あるリーダーの育成を目的とするプライベートの非営利団体です。環境科学先進国で学び、現在世界中で発生している環境問題に取り組み、新しい世界を切り開く技術や方法を、開発・実践してほしいと願っています。
 

環境の保護

自然・資源の枯渇化をくい止め、保護・再生の技術や実践方法を習得し、啓蒙活動をリードする人材を選び援助します。
 

世界中の自然環境が危機に瀕しています

成層圏内にCO2、メタンガスが充満して、気候変動が起こり、自然災害が巨大化しています。有害超微粒子PM2.5による健康被害が増えています。そして氷河や氷山の減少、海面の上昇、土壌劣化が進行し、また、動植物が絶滅危機に瀕しています。これらは深刻なグローバル・イシューであります。
人類は、今後も自然と共生していかなければなりません。

ミタリマンジャ・自立ファミリー農学校 (マラウィ)

熱帯雨林上に架けた空中遊歩道 (サモア)

チーム沖縄制作のソーラーカー (支援者 岸本夫妻と)

海南島に生息している絶滅危惧種の猿 (中国)

飢餓支援食配布 (マラウィ)

伝統舞踊の師範育成 (ロサンゼルス)

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飢餓支援

飢餓支援を通して児童たちの心身共に健全な成長を支援します。他の支援団体や企業と連携して、持続可能な活動を行います。さらに情熱あふれる指導者を選び支援します。
 

世界中で餓死者が増えています

世界では1日に1万6千人の児童が栄養失調で命を落としています。飽食と言われる日本にも1日に3度の食事を摂ることのできない人が75万人います。日本で1年間に出る食べ残しの廃棄量は世界の総食糧援助量740万トンの2倍と言われています。私たちは他の支援団体と連携して困窮者へ無償で食糧を届ける活動をしています。また世界の偏った食糧分配を是正する啓蒙活動もしています。
 

伝統文化の保護

固有の伝統文化を認識し、その指導継承に熱心なリーダーを選び、その活動を支援します。
 

世界の伝統文化が消滅しつつあります

人は生まれ育った土地での伝統文化を守りたいと欲します。伝統文化は時代と地域を越えて保護することが求められます。
文化は長い間にその土地で培ってきた先人たちの生活と知恵の遺産です。